訂正していなかった記録のせいで万引きしたと言われた中3の生徒が自殺したという報道はとても悲しいです。
あまりにも悲しいので避けることもあります。
この中3の生徒ほどではなくても、学校や教師に対して不満や不安がある人はきっと多いんじゃないかって思います。
私も学校に対して不信感というか、恨んでいることがありますから。
高校生の時です。
3年間、一度も欠席せず、遅刻も早退もしませんでした。
しかし、なぜか授業欠席をつけられることが多々ありました。
1年生のときは担任の先生が直していたようで気付かなかったんです。
2年生になって担任が変わりました。
すると、その担任の先生は授業欠席が付いているからそれぞれの先生のところに行って直してもらうようにと私に言ったんです。
仕方なく直してもらっていました。
ある修了式の日のことです。
「○○先生は、今日いないから、後で俺が直してもらうよ」
そう言われたことがありました。
その言葉を信じて、帰ったんです。
それからしばらくし、卒業式間近の登校日のことです。
2年生と3年生とでは担任が変わっていません。
担任が、独り言を言ったんです。
「このクラスの皆勤賞は◇◇(私ではない生徒)だけだな」
それを聞いて、私と友人は一緒になって私も休んでいないと訴えました。
しかし、担任は笑いながら
「今更遅い」
そう言って、逃げるように教室を出ていってしまいました。
もちろん、記録が訂正されることはありませんでしたから、皆勤賞はもらえませんでした。
決して高校の近くに住んでいたわけじゃないけれど、休まず通っていたのにと思うと悔しいし、悲しかった。
周りが見たら、大したことないって思うかもしれませんが、担任の態度を見て、教育現場なんて信用できないって思いました。
中にはすごく良い先生もいると思います。
でも、やる気がないというか、忙しいのかもしれないけれど、ちゃんとやることをやっていない先生もきっとたくさんいるんじゃないでしょうか。
教師は、ちゃんと生徒のことを考えて行動しないと、生徒に何らかの影響は出るでしょう。
学校の体質だってちゃんとしていないと、生徒に影響が出るはずです。
学校は、生徒の人生を左右するんだと思って、一人一人の生徒に対して真剣に向き合って欲しいです。
そうしないと、また、悲しい事件が起こるのではないでしょうか。
悲しい事件を繰り返さないようにするためにも、詳しいことはわからないけれど、仕組みを変えるとか何か必要なことがあると思います。
いろいろな悲しい事件が過去に何度もあったけれど、必ず悲しい事件がまた起こるのだから、本気で教育現場は変わろうとしていないでしょう。
今度こそ、何とか変わらないかと願います。