驚きました。
あれ?千葉大臣って、死刑廃止論者じゃなかったっけ?って。
千葉大臣のままでは、死刑は執行されることはないだろうって思っていたのに、昨日、執行したと聞いて驚いたわけです。
なぜ、死刑廃止論者だった人が死刑を執行したのでしょうか?
個人的には、死刑制度に反対はしていません。
ただ、死刑を執行する時に、携わる人の負担があまりにも大きすぎるのではないかと思っています。
残忍で、構成する余地のない人間に対して行われるとは言え、死刑を執行する人は正常な(って言い方が適当かはわかりませんが)人が担当するわけです。
誰が押したボタンで死刑台の板が外れたか分からないようになっているとはいえ、ボタンを押した人は嫌な思いをしていると思います。
どんな気持ちでいるのかなんて、聞いたことがないからわかりませんが。
ボタンを押す人だけではなく、立ち会う人もいます。
目の前で、死刑が執行されるのってつらいんじゃないかなって思います。
いくら死刑囚に目隠しがされているからとはいえ、目の前で人が死ぬわけですから、こちらも心の負担はかなり重いと思います。
残忍なことをしたからと言って、死刑はいかがなものかと考える人もいると思います。
終身刑があれば、そちらに切り替えたほうがいいのか。
千葉大臣は、刑場を公開すると言っています。
死刑制度については、いろいろな議論が出て、たくさん話し合う必要があると思います。
執行する人の立場というのも含めて、考えたほうがいいのではないかと思います。